生きるとお金(お湯を沸かそうにも)
初めてお給料を前借りした。
おかげで各所支払いができる。
引越し前の区から届いた請求はどこまで払うべきなんだろう??
しかしながら、口座にお金があるとかなり気持ちが楽になった。
長めの散歩したらどこかで一杯お茶ができるかもしれないし、
仕事に疲れたときに食べる甘いものを買うことに罪悪感がすこし薄れる。
ユニクロで1000円のトップスを1枚買い入れて、今シーズンももう少し世間に参加している気分になれるかも。
いま、ほんとうにお金なし(お金持ちの反語)なのでお金を使わないくふうをしているのだが、
素敵なお店を見つけても入れないと決まっている散歩はすこし面白みが欠ける。
気分転換の100円のお菓子も、余分な買い物は罪悪感が出る。
洋服を買うということは特に一番後回しになるのだけど
気に入っている服を着ることは自分らしくいられるものなので、
自信のある服を着れていないと胸を張れないものなのです。
服で自信が増えたり減ったりするなんて、なんて脆弱な自分らしさだろう。
お金に困ろうが、お金持ちになろうが、自分が気に入る自分でいたいと思っている。
しかし常に「わたしはじぶんのきにいるじぶんでいるのだろうか」と向き合い続けているのは窮屈なひとのようである。
やはし俯瞰と主観がだいじなのであろう。
難しくなってきた。
長めの散歩というフレーズで、「長い散歩」という映画を思い出した。
おじさんと羽の生えた少女の映画だ。
そういう素敵な映画を見るタイプだということをほのめかしたいだけの3行だ。
さきほど上京してから12,3年一緒だった“やかん“が朽ちた。
口先がボロっと。
ユニクロではやかんは売っているだろうか。